″読書感想″エッセンシャル思考 & エフォートレス思考

書籍

今回は、
上手いサボり方教えますって本の話。

エッセンシャル思考 & エフォートレス思考

エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする [ グレッグ・マキューン ]
エフォートレス思考 努力を最小化して成果を最大化する [ グレッグ・マキューン ]

現代人は、優先順位のつけかたが
すこぶるヘタ!
 
 
ちゃんと、優先することを決めて行動してます!
っていう人でも実は、全くできていない。
 
たいてい、
複数の案件を抱えていて、
「あれも大事、これも大事」と
ぜ~んぶ優先事項、だったりする。
 
どれも1番なら、順位をつけてるわけではない。
 
あれもこれもと手を出してたら、
常に50%の力しか出せません。

解決方法は、ひとつ。

やることを絞ること。
 
いかに仕事を減らせるか。について
グレッグさんの経験をつづったのが、
「エッセンシャル思考」
 
 
そして、何事もはじめの一歩が肝心!
仕事のやり方を説いたのが、
「エフォートレス思考」
やることを絞り込んでも、
「やり方」が間違っていたら、
結局大変なままですからね。
 
ふたつ読んでおけば、完ぺき。
サボりマスターでしょう。
 
忙しく振舞うことが、「デキる人」という時代は
終わったのです。
 
 
 
人間の脳は、ナマケモノであることが
脳科学で分かっています。
 
とにかく、楽を求める。
 
いくら安くても、遠くのスーパーへ行くより
近くのコンビニへ行きたがるものなのだ。
 
 
つまり、
楽をしたがるのは人間の本能。
その本能を呼び覚ます本が
「エッセンシャル思考」と
「エフォートレス思考」というわけだ。
 
・・・これは言い過ぎか。
 
 
書いてあるのは、
すごく当たり前で、単純なこと。
なんだけれど、
意外と忘れがちなこと。
 
 
何を選ぶか?
である。
 
優先順位をつけるのが下手ということは、
現代人は選ぶことをやめた。
何かを決めるのをやめた。
ということ。
 
  
昔のメロドラマにあったセリフ。

「仕事と私、どっちが大切なの?」

パートナーに言われて頭抱える、
ドラマにひとつの葛藤を作るセリフだ。

どちらも両立することを考えちゃうけれど、
現実問題、それは無理。

ドラマ内でも、
どちらかの歩み寄り、妥協でなんとか丸く収まる。

結局、
両方は、一人の人間が背負うには無理なのだ。
 
どちらも50%くらいの手抜きで向き合うなら
別だけれど。
 
 
自分で選ばないことは
誰かに選んでもらっているということ。
それは、本当に自分の人生を
歩んでいるというのだろうか。
 
 
何かを選ぶということは、
何かを捨てるということ。
 
 
日々の取捨選択をするコツ。が
ちょっと分かったような気がしました。
 
 
いかに自分の仕事を減らし、
本当にやるべきことを見つけ出せるか?
 
「目標を明確にする」
「NOと言う」
「必要以上の努力はしない」
などなど、
さくっと読めて、なんかハッとする。

そんな本でした。

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