【レンタル解禁】ドラマ「THE BOYS」3、4話感想

THE BOYSというドラマをご存知でしょうか。

Amazonのオリジナルドラマです。

傍若無人なスーパーヒーローたちにリベンジする
一般人の話。

昔、Amazonプライムで2話まで見てたのですが、
その後、アマプラを解約しまして、
長いこと続きを見てなかったのです。

この度、
レンタルが解禁されたので3、4話を視聴。

いや~、アマプラ解約しなきゃ良かったかなぁ~。
と、少し後悔。

だって今シーズン2配信中ですから、
そしてシーズン3も制作スタートするそうで・・・。

まあ、いいや。
ひとまず、3話と4話のざっくり感想です。

ああ、その前にTHE BOYSを少し説明しましょう。

この世界は、特殊能力を持った超人たちが活躍する世界。
彼らは銃弾を跳ね返し、空を飛び、音速で動き、
イルカと会話できる・・・。

スーパーヒーローと称えられる彼らを
企業は広告塔に利用。

スーパーヒーロービジネスが成立している社会が舞台。

悪人をやっつけるさまはヒーローショーさながらに
ニュースで取り上げられるのだ。

主人公ヒューイは電化製品店で働く一般人。
恋人とのデート中、
高速移動の能力を持つヒーロー「Aトレイン」と接触し、
恋人は無残にもバラバラに。

その日から、ヒューイの生活が一変する・・・

Aトレイン以外にも、
企業ヒーローたちがいて、
彼らが清々しいほど軒並みクズ。

ヤク中だったり、セクハラだったり、
事故に見せかけた暗殺を行ったりと、
名声のためならなんでもござれ。

表と裏の顔が温度差がありすぎて風邪ひくレベル。

強靭な肉体を持っているので、正攻法じゃまず勝てなくて
あの手この手を使うのですが、
その試行錯誤が面白い。

そしてヒューイ側もチームになります。
真のヒーローたちの姿を知っている一般人のチーム。
通称ボーイズ。

まあ主人公側も悪どいことやりまくりですが。

ちなみにDCコミックスの同名マンガを原作としているためか、
登場するヒーローたちは、どこか知ってる雰囲気があります。
スーパーマンっぽいやつ。
ワンダーウーマンっぽいやつ。
フラッシュっぽいやつ。
アクアマンっぽいやつ。

これが許されるDCって懐深いんだなぁ。

もう1点。
ヒューイのほかに、主人公がいて。
それが新米女性ヒーロー「スターライト」
ヒロインといったほうが正しいか。

憧れのヒーロー世界の真の顔のぞき込むことになり、
葛藤していくさまを描いています。

さて、3話です。

前置きが長くなりすぎたので、手短に。

世界最速の男を決める戦いに
音速のヒーロー「Aトレイン」が出場。

ヒューイは恋人の一件以来になる因縁の再会。
しかし、Aトレイン側は全く覚えてなかった・・・。

ちなみにこのAトレインがドーピングしまくりの
ヤク中とこの回で判明します。

ドーピングという強力な強請りのネタを掴んだ
ヒューイたちは、その証拠を集めるのに画策する。

一方、新米ヒーロー、スターライトは、
ヒーローとして活動したければ、露出の高い服にしろ!
と強制されていきます。

今、日本の作品にありふれてる感じのコスチュームです。

女性の尊厳を踏みにじる、セクハラ。パワハラ。

・・・なんか、たまたまだけど
最近、そういう作品見てるなぁ。

ここら辺が、現代社会のヒーローとしてのビジュアルを
皮肉ってるようで好き。

続いて4話。

ドーピング薬「コンパウンドV」を入手するため
密輸ルートを追うボーイズの面々。

密輸組織のアジトで幽閉された謎の少女と出会う。

いっぽう、ヒューイとスターライトは
3話で連絡先を交換したことで初デート。

ヒューイ側には、
ヒーロー組織の内部に入り込む思惑があるため、
良心との葛藤が描かれます。

そしてヒーロー側には飛行機のハイジャック事件の通報が!
事件現場に駆け付けるのだが・・・。

三つの要素が目まぐるしく絡み合い、
一気に話が進んだ気がする回。

なかでも一番心に残ったのは、
ヒーロー側が乗客見捨てて皆殺しするところ。

いやあ、このクズっぷり。
最高に決まってるぜ!

「人間?下等生物だろ?」みたいな感じ
ずっとあったもんね。

乗客の少女が「見捨てないで!」って言うのが
胸がキュッとなりました。

かくして、
次回がめちゃくちゃ気になるのであった。

「THE BOYS」見てて気づいたんですが、
わりかし画面のコントラストが強めになっている。

カッコよくて好きなんだが、
明るい部屋だと少々見づらい。

いわゆる映画によくあるコントラストのつけ方だ。
暗いところで見ることを考えられた作り。

たぶん、アメリカのライフスタイルは
間接照明で見ているから、これで良いのだろう。

日本は蛍光灯が主だから、
部屋が明るすぎて少々辛い。

まあ、だからテレビ番組は明るい部屋で見ることを
前提にした作りになっているんだけれども。

こんなところに文化の違いを感じるのでした。

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