【今さらな感想】THE BOYS 7、8話

THE BOYS 7、8話の感想です。

シーズン1もこれで最後。
ちなみにDVDは4巻になります。

7話

とうとう明かされる、
数々のかくしごと。
まずは、
「ブッチャーとホームランダーの因縁」

7語はブッチャーの過去回想から、
始まります。

8年前、ヴォ―ト社のパーティで出会う、
ブッチャー夫妻とホームランダー。

ここまで見たあとだと、
ホームランダーのうさん臭さがパない。

その後、ホームランダーに
ブッチャーの妻ベッカが〇〇されて・・・

そして、ホームランダーの誕生についても
語られます。
彼とマデリンの歪な関係も少し合点がいく。

親子関係?のようなものかも。
いや、そんな単純ではないけれども。

続いて、ヒューイとスターライト。
恋人として、
仲を深めていく2人ですが、
あることで亀裂が入ります。

ついに、セブンのメンツに
ボーイズの存在が明るみになるのです。

「ヒーロー殺しのボーイズである」と。

ヒューイと恋仲になっていた
スターライトは、スパイ疑惑がかけられ大ピンチ!

いっぽう
ボーイズのメンバーも、窮地に立たされます。

顔が割れたことでヒューイの父親が
セブンの人質に!

八方ふさがりになってきた中で、
ブッチャーが取った切り札とは?

7話で印象に残ったのは、
スーパー能力持ちのテロリストが出現するところ。

ヴォ―ト社がヒーローの存在を強固にするため、
意図的に作り上げたスーパーヴィラン。

究極のマッチポンプ。

その新しい敵の名前が「キャプテン」らしく。。。

あれ?どこかで聞いたな・・・
「キャプテンアメリカ」だ!

マーベルにも中指立てはじめたぞ。
このドラマ。

てなわけで8話です。

8話

毎回タイトルの出方が渋い。

7話から続く、
絶対絶命のピンチの中、打開策を見つけるため、
ヒューイとブッチャーは
ボーイズの創設者に会うことに。

てっきりブッチャーが作ったものだと
思っていた。

その人物とは、
たびたび名前が出ていたマロリーなる老婦人。

立ち振る舞いが軍隊。
ブッチャーの眼光にビビらないあたり、
歴戦の強者感が出てて良い。

もう、ボーイズには関わりたがらないそうだか・・・?

ヴォ―トの息の根がかかった
FBIに次々と捉えられていくMM、フレンチ―、キミコ、
3人の「ボーイズ」メンバーたち。

運よく、捕まらなかった
ヒューイとブッチャーは
仲間の救助か?復讐の遂行かで意見が分裂。

袂を分かつことに。

ピンチピンチの連続に仲間割れ。
「ここから逆転できるのか?」

ハラハラしっぱなしです。

この意見が割れるシーンは、
ブッチャーが全然ぶれない。
ぶれなさ過ぎて狂気を感じる部分です。

そうして、
復讐遂行のブッチャーと
救助のヒューイに分かれて展開していくわけですが・・・。

もうブッチャー側に漂う悲壮感から
暗い未来しか見えなくて。
この辺りはヤキモキ。

8話で印象に残ったシーンは2つ。

単身、仲間の救助に乗り込むヒューイ。
しかし、やはりFBIに敵わず、
徐々に追いつめられていく。

さらにAトレインまでも現れて・・・。

ここ!
ここからすっげーシビれる瞬間です。

追いつめられたヒューイたちの元に
思わぬ助っ人がやってきます!

この助っ人の登場シーンが、
ヒーローもののソレ!
なので。

ここまで、ヒーローのセオリーを無視してきた
ボーイズだからこそ熱くなれるシーン。

セリフも良いですしね。
「正義を貫け」

もうひとつは、
まあ、ラストシーンでしょう。

ブッチャーとホームランダーの初対面。
お互いの狂気が交錯する中、
(どっちも最低なことします。)
迎えたラスト。

ブッチャーの〇〇が出てきて
ホームランダーの〇〇が出てきます。

ブッチャー側からしたら、
こんな悪夢もないだろう。。。

おわり

海外ドラマは、日本と違って
シーズンごとに、ひとまずの「エンディング」でなく、
次シーズンへつなげる終わり方するので、
めちゃくちゃシーズン2が気になります。

とりあえず、
シーズン1を見たまとめの感想。

・スーパーヒーローブームを皮肉ったジョークが面白い。
→衣装、薬物、広告塔としての扱い、ヴィランの存在などなど  
 〇〇っぽい奴らが悪どいことしてて笑います。
  
・総じて女性陣がカッコいい。
→男は過去の妄執に捉われた、狂気じみたヤツらが多い中、
 女性陣はシンプルにカッコいい人たちが多いですね。
 イチオシはスターライト。

・記憶に残るサブキャラクター。
〇唯一の妻子持ち「MM」
→暴走しがちなブッチャーとは相反して
 チームの空気をまとめる。

〇裏取引に詳しいフランス出身「フレンチ―」
→麻薬の常習者でもあり、MMとは犬猿の仲。
 彼の情報網は幾たびもボーイズを救う。

〇テロリストとして育てられた日本の少女「キミコ」
→口がきけなくなっており、フレンチ―以外には
 心を開いていない。さらに能力者である。

多国籍かつ、キャラ被りのない面々は、
やり取りを見てるだけで面白い。

キャラと言えば「ディープ」
彼が話数を重ねるごとに悲惨な目にあっていく。
自業自得とはいえ、シーズン1の終盤は
本筋に絡まなくなってきたから、
シーズン2ではどうなるのでしょうか。

アマプラに入りなおそうか悩む。

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