【今さらな映画感想】ジョン・ウィック:パラベラム

映画

「ガンフー」を知っているだろうか?
ガン+カンフ―。
 
銃を使った華麗な格闘技。
 
ガンフーを贅沢に楽しめる
最近、個人的にお気に入りなシリーズの第3弾。 

腰の入ってない走り方をする
キアヌ・リーブスが愛おしい、
そんな映画です。

ジョン・ウィック:パラベラム [ キアヌ・リーブス ]

データ

製作国:アメリカ
公開:2019年

あらすじ

前作で、裏社会の掟を破った
ジョン・ウィックは、賞金首となり、
世界中の刺客から狙われることになってしまう。
 
ジョンは生き残りをかけて、旧知の間柄である
ソフィアに協力を求め、一路カサブランカへ。
 
はたしてジョンは再び自由になれるのか?

なんといっても魅力的なのは、
格闘シーン。
 
もう、この映画の売りはここだ!と
いわんばかりに、 
冒頭から、激しいアクションの連続!!
 
本来なら、世界観設定の説明から
はじまりそうだけれども、
物語としては、前作「チャプター2」と
繋がっているので、
逃げるジョンの続きから始まる。
 
もう説明を省略しちゃう。
 
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の
2と3を思い浮かべてもらえたら。
 
というわけで、
次々と矢継ぎ早に襲い来る刺客を撃退するジョンが
これでもかと、最初から堪能できます。
 
オリジナルの拳法「ガンフー」は健在で、
やっぱりカッコいい。
 
必ず、足を撃って動きを止めてから、
頭を打って仕留める。
 
ポン、ポン!と2発、
2拍子のリズムは気持ちいい。
 
プ・ラ・ス!
 
シリーズの恒例。
普段、武器として使わないようなものを
カンフーアクションに取り込んでます。。
 
「チャプター2」では、
車でカンフーしてましたが、
さらにパワーアップ。
 
「馬」を使います。
 
馬を使ったカンフー。
こんな馬アクションは
見たことないので新鮮でした。
 
馬もそうですが、
動物を使ったアクションで
目を見張るのがもうひとつ。
 
それは「犬」
 
中盤に2匹の番犬を操り闘うシーンがあります。
 
人間の乱戦に、犬が加わることで、
かなり面白いバトルシーン。
 
1階から壁伝いに2階へ駆け上る犬とか、
見たことないアクションだし、
出てくるタイミングも完璧。
 
このシーンは、本当にリズムが良い。
まるで音楽。
いや、ホントに。 
 
 
それ以外に面白いのは、
忍者みたいな敵。

暗闇からヌルっと、
いつの間にか!出てくるので、
まじで不気味。
 
特殊効果というより、
撮り方と編集の組み立て方で、
「突然いる!」って感じます。
 
本当に、
「え?どこにいたの?」と
めちゃくちゃ見返しましたね。
 
あと、終盤のガラスの間での戦闘シーンも
なかなか面白い。
  
特に、殴られた相手が吹っ飛んで
ガラスを突き破るシーンは、
ジャッキー映画で育った人には、
「これこれ!」って思うんじゃなかろうか。
 
 
 
さて、物語の話。

「1」と「2」で、
自身の復讐のために動いたジョン。
 
今作の「3」では、
組織がジョンに対し粛清を決行する。
 
という、人を呪わば穴二つ。
ではないですが、
復讐し返された、といったところでしょうか。
 
う~ん、複雑。。。
 
ある意味、復讐の先に待つもの。を
暗示しているのかも。
   
実は、3でもまだ終わりません。
明らかに続編を匂わせる終わり方ですし、
実際、来年4が公開予定。
 
 
個人的にひそかに楽しみにしております。
 
 

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