ないないない 金がない~♪
嘆いていても始まらない。
そろそろ、ちゃんと学ぶべきだと思うんです。
お金のこと。
そこで参考にしたのがコチラ
資産運用をまとめた本でございます。
なんといっても読みやすい!
ドがつくほどの素人・大橋さんが
経済のスペシャリスト山崎さんに教えを乞う…
そんな対話式スタイルの本です。
著者から読者への一方通行とは違い
素人あるあるを大橋さんが代弁してくださるので
内容が頭に入ってきやすいです。
初心者入門用といったところでしょうか。
ところで「資産運用」って聞くと
とたんに怪しげに感じて尻込みしませんか?
何を隠そう、私のことです。
それに対し、資産運用のプロが
一貫して言っていることが、
「お金に働いてもらう!」
これは、お金は道具にすぎない。
という考えのもとにあります。
まさに目からウロコ。
お金に道具以上の価値を求めてしまう
私のような人間は少し気が楽になりました。
それでは!
こんなことが書かれていたよ!!
ってことをまとめてみましたので、
ここに残しておきます。
個人向け国債と投資信託をやるべし
いきなりあやしい…。
ちなみに
●個人向け国債とは…
国に対して個人がお金を貸す仕組み
一定の期間が過ぎれば利息つきで返してくれる
●投資信託とは…
自分の代わりにプロに投資を行ってもらうこと
インデックスファンドと
アクティブファンドの2種類の運用方法がある。
考え方としては貯蓄先を自分の口座から
利息の良い口座にしてみよう
に近いですかね。
具体的にすると「平均年利5%」を目指す。
実現に向けて大事なことは
福利を利用すること
単利と福利の違いについて説明が載っていました。
●100万円を5%の単利で運用した場合
1年目:100万×5%=105万
2年目:100万×5%=105万
3年目:100万×5%=105万※元本の100万は変わらず
●100万円を5%の福利で運用した場合
1年目:100万×5%=105万
2年目:105万×5%=110万2500
3年目:110万2500×5%=115万7625※元本の100万が増えていく!
P44,45より引用
このように、利息のかかる対象が
雪だるま式に増えていくのが福利です。
つまり、長く続けたほうが得なので
一度はじめたら途中でやめないほうが良い!
ってこと。
それでは、
個人向け国債と投資信託のメリットを
●個人向け国債
国が倒れない限り銀行より安全。
元手のお金は保証される。
銀行よりも利子が高いので少しお得。
●投資信託
得することもあるし損することもあるが
平均して金利プラス5%と言われる。
※投資信託はインデックスファンドがおススメ。
詳しいことは割愛。
運用コストが低いから。と覚えておけばOK。
銀行から投資をしてはいけない
銀行窓口やら、郵便やらで投資のススメが届くこと
…ありません?
どうやら銀行から投資を行うのは
やめておいたほうが得だそう。
なぜなら、
あくまで銀行は人の商品を売る窓口として機能しているので、
おおざっぱに言うと仲介手数料のようなものが発生します。
割高になるってことですね。
投資に興味がある方は
SBIや楽天などのネット証券なら
手数料が安いのでそちらから買うべし。とのこと。
面白いのは本書の中で、
山崎さんは銀行のことを
「羊の皮を被った狼」と断じていたことですね。
お察し下さい。。。
おわりに
投資は良いよ~と言われたからって、
財産の全てを投資にぶち込もうなんて
はやまったマネはよくありません。
財産は3つに分けて運用するべきだと
本書には記されています。
1_安全資産
⇒個人向け国債のこと(元手が減らない)
2_リスク運用資産
⇒インデックスファンドを買う
3_生活資金
⇒3カ月分の生活費(銀行口座に貯蓄)
どれにどのくらいの財産を割り当てるかは
各人次第!
最低限、これらのことを守っておけば
株で大損!という事態は免れそうです。
そのほか、利用したほうが良い制度についても
語られておりました。
それが確定拠出年金とNISA。
ですが、ここでは思い切って割愛します!!
仕組みの話もやって制度の話もすると
私の文才では、
どっちがどっちになりかねないので…。
この辺りは是非とも自身の目でお確かめください。
2016年の本で現在と状況は少し違いますが、基礎は学べます。
コメント