何をやっても長続きしない。。。
そんな己を変えるためのお手軽な1冊。
見つけました!
何といっても、持ち運びやすさが群をダントツ。
注目は大きさ。なんとB5サイズ!
厚みも本文113ページと極薄っ。
これは懐に入れやすい!!
そんなこと言って中身もペラペラなんじゃないの?
と思われるかもしれませんが、ご安心を。
著者はコロンビア大学の社会心理学者、
ハイディ・グラント・ハルバーソンさん。
高名な学者さんのお墨付き!!
にも拘わらず、薄さの秘密は「分かりやすさ」
小難しい言葉はいっさいがっさいやめて、
分かりやすい言葉でギュギュッと
9つのポイントにまとめたから。
これは、買いですよ!!!
・・・何かの通販かな。
前フリはさておき、
結構読みやすいし、分かりやすいです。
以前、「習慣が10割」という本を紹介しましたが、
同じような考えがまとめられていたりします。
つまり、国籍、年代、仕事が違えど、
行き着く先は似ている。。。
ということは、人生を豊かに過ごす方法論は
実は、正解があるのかもしれません。
以下本書で語られていた
9つのポイントを個条書きでまとめてみました。
1_目標を具体的にする
例:痩せる ではなく 8号のジーンズを履けるようになる
2_「いつ」「何をやるか」を決める
例:毎朝8時になると ランニングをする
3_目標までの距離を意識する。
今、自分はどこまで目標を達成できたのかを確認し、
これからどの程度頑張るかを考える。
4_現実的な楽観主義
目標は達成できるけど簡単ではないことを意識する
5_成長することに集中する
「何ができるか」ではなく
「何ができるようになりたいか」を
考える。
6_やり抜く力をもつ
自分は能力がない、という考えを捨てて、
自分の〇〇な行動が間違っていた、という考えにする。
7_意志力を鍛える!
目標に挑むことで意志力が高まる。
自信を持てるようにするため、
最初のハードルは低めに設定し「勝てる勝負をする」
2つ以上の目標には取り組まない
8_自分の意志力はあてにしない
例えば、タバコの禁煙に関するテストではこんな結果が。
「将来も禁煙を継続できる自信がある」と答えた人より
「タバコの誘惑のある状況を避けようとした」人の方が
長く禁煙できていた。
9_「やめるべきこと」より「やるべきこと」に集中
何かをやめようと考えると、常にそのことが頭の中にあるので
却って逆効果。
詳しくは本書を読んで頂くと分かりやすいので割愛。
1時間ちょっとで読み終えるので楽勝です。
私なりにまとめると、こうだと思います。
「目標を立てる」ことは誰でもできますが、
それを「子供の夢」にしているから実現できないんだと。
例えば、私ですと子供の時は
「宇宙飛行士になる」とか言っていました。
子供だなぁとか、子供っぽいとか思うかもしれません。
なぜそう思うのかというと、
実感のない曖昧なものだからです。
具体的に落とし込むことで、
「何が足りなくて」「何をすべきなのか」
考えられるようにすること。
「カレーを作りたい」では、
カレーは作れません。
中辛のカレーを作る!
夕方6時にカレーの材料を切る!
とすれば、否が応でもカレー作りに
勤しむことになるでしょう。
・・・この例えあってるかな。
まあいいや。
あらゆる仕事を進めていくうえでの
基本になる考えがまとめられていますので、
読んで損はないと思います。
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