【動画編集の息抜き本】「ウルトラマンマックス15年目の証言録」子どもにはナイショ

書籍

ウルトラマンマックスをご存じだろうか?

15年前、私たちの未来を守ってくれた
ヒーローである。

というわけで、
こちらの本を読み終えました。

ウルトラマンマックス 15年目の証言録

監督、脚本、音楽、
プロデューサー、役者

あらゆる角度から
ウルトラマンマックスの裏側に迫る!

制作秘話のため、
夢を壊すおそれがあるので、
覚悟してお読みください。



すみません。
そんなかたい本じゃないので、
気軽にお読みください。

ウルトラマンマックスは、
2005年7月から
2006年4月にかけて放送された
ウルトラシリーズのひとつ。

オムニバス作品となっており、
1話ごとに設定が変わります。

「毎回なにか面白いことを!」
という意気込みで作られたシリーズ。

まあ、「どんなドラマもそうじゃないの?」
と、思うかもしれませんが、
意気込みが分かる数字があります。

18

これって何の数字か
分かりますか?

実は携わった脚本家の人数なんです。

18名の脚本家。

ウルトラマンマックスは
全部で40話ですから、
だいたい1人が2話担当したってことです。

ちなみに、監督は11名で作られたそうです。
こちらも多い。。。

ほぼ、毎回作る人が変わる
ということですから、
本当に他のシリーズには類をみない
たくさんのバリエーションの話が
ありました。

明るい「世にも奇妙な物語」な印象です。

そして、実は各話の主軸は、
ウルトラマンではないのです。

本書の著者であり、
マックスのプロデューサーでもあった
八木さんの思いはこうでした。

「不思議な出来事が中心である」と。

だから、マックスが活躍しない話も
多々あります。
その回のほうが面白かったりもします。

そんなマックスは今見ても面白い。

子供のために大人が
真剣になってしっかり作ったことで
大人になってから見ても面白い。

だから大人が見ても大丈夫なんだけど、
決して大人向けに作ったわけではない

p113より引用

本書には、
結構貴重な話もありまして、
特に飯島監督。

初代ウルトラQから携わっている
監督さんです。

初代バルタン星人の話が
実は〇〇のメタファー。

とか「へぇ」が盛りだくさんで楽しかった。

また、
三池監督や、小中監督の話。
いま、役者を引退している
ショーンや小川さんの話も載っているし。

ファンにはたまりません!!!

惜しむらくは満島ひかりさんの
話もほしかったなぁ。

とにもかくにも、
子供のころ熱中した身としては
嬉しい本でございました。

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