“ゾンビ水族館開園”シーワールドZ 感想

映画

たまには、こんな映画でも見てみるか!
ってことで気軽に見たら
「エル・トポ」とは違った意味で
頭を抱えた作品の感想です。

ゾンビ水族館
シーワールドZ

出典:アルバトロスフィルム HPより引用

データ

制作:2021年
製作国:アメリカ

あらすじ

シャイニング・シー水族館で
瀕死のタコが突如凶暴化し、
次々と飼育員を襲う事故が発生!
 
事故を皮切りに、
館内のありとあらゆる生き物が
凶暴化していく。
 
しかも、彼らは命を奪っても
なぜか動き出し、
執拗に人間を襲うのだ。
 
まるでゾンビのように・・・。

水族館の生物がゾンビ化!
 
この一文だけで、ワクワクしてきませんか?
私はします!!
 
そんな胸躍らせたものから
真っ先に命を取られるから気をつけろ!
 
 
ちなみに、この映画は
家族視聴を考慮してか
グロ表現は抑え目です。
 
・・・というかないです。
 
さらに、この手の作品で、
どうしても切り離せない、銃の描写。
 
銃は暴力的に見えますからね。
パッケージにばっちり使われてますし。
 
でも、ご安心ください。
銃を使う場面はいっさいございません。
 
やったね!
子どもがいても心置きなく見れるよ!
 
 
個人的、見どころは5分に1回ありますが、
厳選して3つに絞りましたので、
それを中心に語りたいと思います。
 

1_おはよう、ゾンビイルカです。

ある研究室で、
スタッフが涎のようなものに気づきます。
 
涎を辿ると、
そこには白い布に覆われた何かが!
スタッフは好奇心に駆られ、
ゆ~っくりと布をめくります。
 
すると!
 
そこにはゾンビイルカがいて
ガブり。
 
 
この一連のシーンですが、
間の取り方とかが
ゲーム版バイオハザード1なんですよ。
 
バイオで最初にゾンビと遭遇する
シーンがあるんですが、
あれを彷彿とさせます。
 
 
これは素直に好きなシーンですね。
以降イルカの登場がないことをのぞけば。

2_こんにちは、ゾンビセイウチです。

物語の舞台となる、
シャイニング・シー水族館。
 
淡水、海水問わず、
また、哺乳類、鳥類問わず、
たくさんの生き物が出てきます。
 
ワニ、ペンギン、ヒトデ、カニ…etc。
 
なかでもセイウチ。
人を超える大きさと、1mはあるキバは
見るからにヤバさMAX。
そいつが、のっしのっしと歩く姿。
 
これだけで威圧感あり恐怖。
 
でも、一番の恐怖は、
セイウチの歩く動きと、
足音のタイミングがあってないんですよ。
 
セイウチが動いたあとから、
音が聞こえるという、マジ怖いっす。
 

3_こんばんは、ゾンビラッコです。

異形と化した生物と
初遭遇のシーンはラッコです。
 
意表ついてて良いですよね。
魚とかじゃないんです。
 
ほかは、白目以外は、
原型を留めているのですが、
ラッコだけは違います。
 
登場人物のセリフを引用しましょう。
 
「あんなラッコ見たことない!」
 
「様子がおかしい」なら、分かりますが
見たことない!と言い切っていることから、
かなり見た目が変わっているものと思われます。
 
 
だけど、私の目では、
エンドロールが終わっても
ラッコを見つけることができなくて。。。
 
ウォーリー以上に探すのが難しいので、
もし、見つけたら教えてほしい。

おわりに

この手のパニックもので、
はずせないのはサメ
 
サメのシーンも、
めちゃくちゃゲーム版
バイオに影響受けてると感じます。
 
もう、そっくり。
 
ほんと、
陸上でぐったりしてるところがね、
似てるんですよ。
 
 
ただ、サメ以上にタコが全編通して
頑張る映画です。
 
 
ほかに、惜しいところもあります。
 
全体的に緊迫感が足りないので、
水族館が水浸しになって、
ゾンビ魚の中を泳いで進むとか、
そんなシーンがあればなぁ。

と、タラればを考えてしまう作品でした。

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