映画の感想 “ゴジラ×コング 新たなる帝国”

まずは、公式サイトを見てあらすじを確認してきてほしい。

ゴジラ×コング 新たなる帝国

【最新映像】『ゴジラxコング 新たなる帝国』予告2<4月26日公開>
出典:映画『ゴジラ×コング 新たなる帝国』公式サイトより
公開:2024年4月(日本公開)
製作国:アメリカ
監督:アダム・ウィンガード

あらすじが書かれていただろうか?
つまりは、そういう映画だ。

この作品は、人生が変わるような深いテーマとか、
そんなものがある作品ではない!と言っているに等しい。
心置きなく、大人が真剣にバカやった映画として楽しむことができる、
そんな気持ちで見に行きました。

いちおう、あらましをざっくり書いておくと、

前作から時が経ち、ゴジラは地上。コングは地下と、
ナワバリを二分することで、一定の秩序が保たれるようになった世界。

ある時、未確認生物特務機関「モナーク」が特異な信号をキャッチ。
時を同じくして、少女ジアも、悪夢を見るようになっていた。

信号の発信源を探るため、モナークは地下の未開エリアへと
探索におもむくことに。
そこで、新たな人類の脅威と遭遇する。

以上、ざっくり。

劇場で見ると、高所にいるドキドキ感が増し増し!
冒頭のグルっと視界が逆さまになっていくやつ。
ジェットコースターに乗った時の浮遊感を味わえます。

これで、一気に映画の世界に「入った」って感覚になりました。
 
 
中身は、怪獣の乱痴気騒ぎで。
とにかく、清々しく世界遺産をぶっ壊しまくる大怪獣たちと、
突っ込むのも野暮なハイテクメカの数々。
そして、ゴジラさんの世界をまたにかけた観光地巡り。

まぎれもなく、ゴジラ映画だ!!
特にお気に入りのシーンはブレーンバスター。
最高の笑顔になれる。
 
そして、一時期、ミーム化してたゴジラ走りが、
あんなにあがるシーンだとは思わなんだ。

あちこちで乱闘して、
さらには、モスラも出るし。
真の『地球最大の決戦』と言ってもいいのでは。
 
ただ、2大巨頭激突!という
いちばんおいしいところを、前作でやっているので、
それよりは、ワクワクは控えめ。
 
 
ちなみに、今作の監督は前作「ゴジラvsコング」と同じ
アダム・ウィンガード氏。
初めて、監督が続投したことの影響か、
モンスターバースのテーマ曲っぽいものが出来上がった気がする。
やっぱシリーズをうたうからには、おなじみのテーマ曲は欲しかった。
いままで、新作が作られるたびに、曲も変わっていったので、ね。
 
 
ちょっと余談。
本当にたまたまだと思うのだけれど、
『ゴーストバスターズ フローズン・サマー』とか
『猿の惑星 キングダム』と、
めちゃくちゃ雰囲気似てる箇所がちらほらあるんだよね。
 
なんか、そういうブームでもあったのかな。
余談でした。
 
 
 
今更ながらに、思うんだけど、
けっこう、無茶苦茶やってても「ゴジラ」って思うのは、
とんでもないことだと思う。

最近でいうと「-1.0」っていう、
丸っきり作風違う作品もあるし、
にも関わらず、どちらも「ゴジラ」なのだ。

これは、70年の中で、
いろいろ挑戦し続けた結果、
どんなことやっても「前例がある」という強みがある。
たぶん、他のキャラクターがこんなにガラッと作風変わると、、
受け入れられないと思う。
 
 
 

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