“映画感想″ ソニック・ザ・ムービー2

SEGAのロゴに嬉しくなっちゃう映画の話。

ソニック・ザ・ムービー ソニック vs ナックルズ

データ

公開:2022年
製作国:アメリカ
監督:ジェフ・ファウラー

あらすじ

ヒーローになるため奮闘中のソニックのもとに、
ドクター・ロボトニックが銀河系一キケンな戦士ナックルズを
引き連れて帰ってきた!
 
彼らは、史上最強の破壊力を持つ「マスターエメラルド」を探し、
なぜかソニックが狙われるが、ナックルズにはスピードパワーが全く通用しない。
助けに来た味方のテイルスと共にソニックはチームとして、
究極のパワーを秘めたマスタ―エメラルドを守るべく、
氷の洞窟や南国ハワイ、海底の迷宮を旅してまわる!
 
そして、遂に姿を見せる謎の超巨大ロボを前にチームは絶対絶命の危機に・・・。
地球まるごとを舞台に、ソニック史上最大の危機を乗り越えられるのか!
今、世界の未来は、ソニックとテイルスに託された。

出典:映画『ソニック・ザ・ムービー/ソニックvsナックルズ」公式サイトより引用

第一印象は、
前作より、だいぶ子ども向けになったかも。
 
 
ゲームのステージを攻略していくような構成で、
その中を往年のキャラクターたちが全力疾走するさまは、
どこか懐かしさを感じる一本。
 
 
どういうところに
ゲームっぽさを感じるかというと、
まずは、バラエティに富んだステージ。
雪山だったり、ハワイだったり、
海だったり。
 
背景がめまぐるしく変わっていくところ。
雪山のスノボとか、
ゲームでこんな場面あったかも。と、
錯覚しちゃう。
 
そして、襲ってくる敵の配置とか、
ちょうど踏んづけやすそうな配置なんだよね。
 
 
あと、今回は主役がソニックたちになった。

どういうことかというと、
前作は、トムがソニックと出会い、
友情を育む話で、
どちらかというとトム目線の物語だった。
 
で、今回は、ソニック目線になり、
トムの出番は少なくなった。
 
ナックルズやテイルスという、
お馴染みのキャラクターも登場して、
よりソニックらしさが上がったというわけだ。
 
 
 
ただ、語り部がトムからソニックに
変わったことで、
ずいぶん作品の印象が子ども向けになったな。と。
 
というのも、本作のソニックは
まだ、子どもという設定。
言動の節々が幼い。
これだけでも、ソニックのイメージが
ガラリと変わる。
 
加えて、子どもが頑張るというのは、
全然ありなんだけど。
ちょっと、展開がご都合主義すぎやしないか?
 
 
今作の重要アイテム、
カオスエメラルドがなぜ地球にあるのか、
別世界の重要アイテムのはずなのに・・・。
ここ説明あったけ?
 
で、そのエメラルドを探すための地図を
実は「持ってました」展開とか。
 
エッグマンの世界征服の理由も
実はイマイチ腑におちない。
前作では、研究をバカにしたやつらを見返す。
という話があったけど。
今回は、急にカオスエメラルドを欲しがるので、
スーパーパワーを手に入れて
何がしたかったのやら。
 
 
とまあ、大人が見るには、
なかなか辛い部分も節々にあるんですけど。
ソニックが好きなら楽しめると思います。
 
なんやかんや、アイツらカワイイからな。
 
そして、日本語版主題歌も良いんですよ。
DREAMS COME TRUEの主題歌「UP ON THE GREEN HILL」も
雰囲気ピッタリで映画の余韻にひたれる。
 
 
で、まあこの映画を見に行った理由のひとつ。
エッグマン役のジム・キャリー氏。
これを最後に俳優引退を表明したわけで。
ちょっと寂しい。
「マスク」
「バットマン フォーエヴァー」
「グリンチ」
と、自分が子どものころ、慣れ親しんだ俳優さんだけに、
時の流れを感じますね。

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