映画感想❝シン・ちむどんどん❞

シン・ちむどんどん

『シン・ちむどんどん』予告編

データ

公開:2023年8月(日本公開)
製作国:日本
監督:ダースレイダー / プチ鹿島

デ二―、佐喜真、下地に
朝ドラ「ちむどんどん」の面白いところを聞いて嘘つきを探す!

というのも、好きな番組の欄に
こぞって、このドラマをあげていたからであり、
パーソナルな情報も、ウソだというならば、
信じられる部分はどこに残っているのだろう。
という理屈。
 
選挙はフェス!とダースレイダーさん、プチ鹿島さんが言ってる通り、
沖縄県知事選の見せ方が面白い。
 
選挙って楽しそうと、思えるのは、
やっぱり二人が楽しんでるからだと思う。
選挙バラエティ番組なんて見たことないし。
「ちむどんどん」を誰が熱く語ったか、と、
当選結果がくしくも一致するのは、よくできた結果。

この映画で知ったんだけど、日本って民主主義国家らしいよ。
 
なんというか、
人は自分のことを棚上げして
誰かを責めることがデフォルトの生き物である。そう思った。
 

今回、知事候補の3名が公約に掲げていた米軍基地の対処法。
 
基地を取り巻く問題は多々ある。
大陸間弾道ミサイルが存在する現在、
沖縄の基地に拘らなくてもいいと。
その意見は、確かにそうだよなと。
 
 
地元沖縄のことだけど、知らなかったことも多々あった。
例えば、劇中のレポートにもあった、基地反対の意見7割。
 
長らく、
「地元民はそんなに反対してなくて、
沖縄への移住者が反対の意見をあげてる」と思い込んでいたが、
7割も移住者なわけないので、
これは、沖縄県の民意に近いだろう。
 
あと、基地反対デモに対する「売国奴」の罵声は、
本当に、そんなこと言う人がいるとは。。。
 
 
映画を見て、ひとつ改めて感じたのは、
対岸の火事だと思ってる問題に関して、
多くの人が信じるのは、インフルエンサー、有名人、など、
声が大きい人である。ということ。
これに限らず、ネットでの俗に「炎上」とされる現象も、
一部、声の大きい人の騒ぎによるものである。
元々、興味のない人は、声の大きい方を信じてしまう。
 
 
タイムリーだけど、
辺野古基地移設に関する裁判に対して、沖縄が敗訴。
今後は、国が県の代わりに承諾することも可能になるらしい。
これには、中々痺れるなと。

民意は「嫌」と言っても、
強制力を行使した国を知っている。
大○○帝国という。
そして、その国の行く末も知っている。 
 

若干、話それたけど、
選挙バラエティとして、退屈しない映画なので、おススメです。

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