“映画感想”『サウンド・オブ・ミュージック』

映画

実話を基にした話だとは、
つい最近まで知らなかった
ミュージカル映画の話。

サウンド・オブ・ミュージック

サウンド・オブ・ミュージック 製作45周年記念HDニューマスター版 [ ジュリー・アンドリュース ]

データ

公開:1965年
製作国:アメリカ
監督:ロバート・ワイズ

あらすじ

1938年、オーストリア。
歌を愛する修道女見習いのマリアは、
トラップ家の家庭教師として働くことに。
 
待ち受けていたのは、
規律遵守の厳格な教育方針にしばられた7人の子供達。
 
持ち前の明るさで、子ども達に歌うことの素晴らしさを
伝えていくマリア。
子どもたちに明るい笑顔が戻っていくが、
ナチス台頭による、戦争の足音が迫りつつあった。
 

アカデミー賞5部門受賞という華々しい記録を持つ、
サウンド・オブ・ミュージック。

なんとなく、今まで見てこなかったけれど。
やっぱ、名作といわれるだけあって楽しいですね。
 
 
まず、知らない曲がない!
「もうすぐ17才」とか、CMでもよく使われるし。
「エーデルワイス」は言わずもがな。
「サウンド・オブ・ミュージック」のテーマは、
映画を見たことなくても知られている、心が湧きたつ曲。
 
やっぱり、知ってる音楽があると、
妙に親近感が増しますね。
 
初めから終わりまで、音楽が絶えないので、
耳を傾けてると、あっという間に3時間経ってます。
 
 
 
映画の入り。
空撮で始まるんだけど、
ぐぐーっとカメラが山頂に近づいていくと、
はじから、マリアが出てきて歌い出す。
このつながりが滑らかで、
めちゃくちゃ、カッコいい。
 
あと、意外に思ったのは、
劇中では、いろんな歌を歌うんじゃなくて、
同じ歌が何度も挿入されるんですね。
 
ただ、同じ歌でもシチュエーションや
人物の心境が変わってるから、
意味合いが微妙に変わっているという。
 
よく映画では、同じセリフでも
最初と最後で聞こえ方が変わる、
そんな使い方をするけれど。
「サウンド・オブ・ミュージック」は
歌でそれをやってるんですよね。
面白い。
 
 
音楽であふれてるからこそ、
終盤、音楽がまったく無くなる瞬間に、
恐ろしさを感じる。
実際、サスペンスシーンなんだけど、
ハラハラ度が増してた。
 
 
というわけで、
「サウンド・オブ・ミュージック」でした。

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