時事ネタとしてのコロナ

「コロナ」というものの危険性、やっかいさは
多くの人がご存じだろうと思う。

ウイルス、健康の観点からみたら
そうなんだけど。

エンタメの世界では、どうだろうか。

「コロナ」というのは、
ここ1年、突然脅威となった、
時事ネタである。

だが時事ネタとして扱えているのかというと、
どうなんだろう。

テレビのバラエティ番組などでは、
出演者の距離、アクリルの存在で
コロナの影響を感じ取ることができる。

が、影響であって、
時事ネタとして
上手く調理できているかというと、
そうではない気がする。

情報番組等でも、
コロナへの対応は訴えているものの、
コロナを活かした「何か」は
作れていない気がする。

では、そこからフィクションの世界に
目を向けるとどうだろうか。

ドラマ、アニメ、マンガ
などなどである。

ただ、私の知る限りでは、
まだ時事ネタとして扱えている作品は
ないと思う。

相も変わらず、
コロナ前の日常が映し出されるからだ。

フィクションの世界は非日常を演出する。

魔法だったり、テクノロジーだったり、

具体的に言うと、
爆発が起こったり、未来に行けるようになったり、
カーチェイスをしたり・・・

しかし、そんなことしなくても、
マスクのない世界を描写するだけで
すでに非日常となっている。

なんともいえないなぁ。

こういう時、
真っ先に世界を映し出すエンタメが1つある。

それが、映画だ。

公害問題、米ソ冷戦、紛争、セクシャルマイノリティ。

時代を切り取ってきたのが映画。

だから、映画を観返すだけで
歴史をさかのぼることもできる。
(言いすぎ?)

だからこそ、
今みてほしい映画がある。

それがコチラ。

8日で死んだ怪獣の12日の物語 劇場版【Blu-ray】 [ 斎藤工 ]

こんな高いBOXは買わなくて良い。
(使える画像の関係で使っているだけ)
レンタルでもなんでも。
見るチャンスがあれば。

そして、コロナ禍があけたあと、
もう一度見てみてほしい。

たぶん、感じるものが変わるはず。

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