読書感想“レモンと殺人鬼”

レモンと殺人鬼

あらすじ

十年前、洋食屋を営んでいた父親が通り魔に殺されて以来、母親も失踪、
それぞれ別の親戚に引き取られ、不遇をかこつ日々を送っていた小林姉妹。

しかし、妹の妃奈が遺体で発見されたことから、運命の輪は再び回りだす。

被害者であるはずの妃奈に、生前保険金殺人を行なっていたのではないかという疑惑がかけられるなか、
妹の潔白を信じる姉の美桜は、その疑いを晴らすべく行動を開始する。
出典：『レモンと殺人鬼』裏表紙より引用

所詮、この世は弱肉強食よぉ！って
声が聞こえてきそうなサスペンスミステリー。

腹に一物抱えた人間たちの化かし合い。

二転三転どころじゃない、
終盤のたたみかけは、読むやめどきを失う。

本当に、ここはホラー。
ジェイソンが襲ってくるかのように、
恐怖が先回りしてやってくるんですよ。
　
どうなるんだどうなるんだって、
一気に読みきった！
　
　
ミステリーゆえ、あまり多くは語れないのだが、
レモンは料理に欠かせない食材だけど、
そのものだけだと、酸っぱいんですよね。
と、思いました。
　

全員、頭のネジがぶっ飛んでるというか、
ネジを無くしてるので、
共感できるというキャラがいたかた。

そんなあなたが心配です。