“情報新時代″ 『ボイステック革命』 感想

書籍

音だ!音の産業が今きてるぞ!
ってことで、こちらの本の話

ボイステック革命

ボイステック革命  GAFAも狙う新市場争奪戦【電子書籍】[ 緒方憲太郎 ]

アップルの音声アシスタント「Siri」
アマゾンの「Alexa」
そして、「Googleアシスタント」
 
近年、「声」を主軸に置いたテクノロジーが
最近増えてきた。
 
さらに、発進ではなく、
受けとる側のテクノロジーも
スマートスピーカーや、
コードレスイヤホンの登場で発達。
 
さらにさらに。 
テクノロジーの需要が伸びるのと比例して、 
コンテンツもポッドキャストが
ぐんぐん需要を伸ばしてきている。
アメリカでは、今や12歳以上の人口の37%が
ポッドキャストを聞いているとの試算もあるそうだ。
 
 
とまあ、
今、確実に「きてる」であろう
音産業の世界の概要を知るのには、
とても読みやすい本でした。
 
 
音の最大の魅力は、なんといっても
「ながら」聴きできるところ。
 
情報の受け取り方が、
生活しながらの情報収集に変わってきている。
 
これまでの情報伝達方法は、

口伝えで、「会って話す」

手紙や新聞など、「文字で伝える」

テレビやラジオで「情報が届けられる」

PCで「情報を取りにいく」

スマホで「情報を持ち歩く」

そして、今
「情報を持ち歩く」の次の段階に入ってきている。
 
それが、生活しながら情報収集する、ということ。
これに相性良いのが、声なわけだ。
 
視覚情報は強いので、
見ると意識がそこに引っ張られすぎてしまう。
 
けれど、耳から入る情報は
そこまで邪魔しない。
 
家事をしながら、食事をしながら。
ウォーキングしながら。
うま~く、生活に潜り込むことができる。
 
 
無知すぎたのだけれど、
音声による公告展開も今行われているそうですね。
  
「お得なコーヒーの情報があるんですけど、
いかがですか?」
って質問が流れてきて、
「はい」と答えると、そのまま広告が流れてくる。
 
なんだか、知らぬ間に技術は進んでいるんだなと。
 
 
声で操作して、耳で情報をとらえる。

これって、昔あこがれたSFの世界だよね。
「ナイトライダー」とか、あの辺の。
 
 
まあ、ただ問題点も、まだまだ残されていますが、
ちょっと、ボイステック関係の動向も、
ちょくちょく追ってみようかな。と
思えるようになりました。
 
 

しっかし。
現代人は新しい情報を入れ続けてないと
落ち着かない心持ちになっている。
ということも、ちょっと透けて見えてくる。
 
それが、良いのかどうかは。
分からんね~。

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