タコの踊り食いが
強烈にインパクトに残った
映画の話。
オールド・ボーイ(2003)
データ
公開:2004年
製作国:韓国
あらすじ
平凡な会社員オ・デスは
突然、何者かに拉致・監禁されてしまう。
理由も、目的も、何もかも分からぬまま
月日だけが流れた―。
15年目のある日、
オ・デスは突如解放される。
復讐に燃えるデスは
若い女性ミドの助けを借りて
犯人捜しへ。
そこへ、謎の男ウジンが現れる。
ウジンは「監禁の理由を5日で解き明かせ」と、
互いの命を賭けたゲームを持ちかけるのだった。
4K版の公式サイトはこちら 映画『オールド・ボーイ4K』オフィシャルサイト
2013年に
アメリカでもリメイクされた本作。
原作は日本の同名漫画だそう。
そちらは未読です。
もともとR15指定。
つい最近公開された4K版はR18指定。
となったくらいバイオレンスなシーンが多い作品。
・・・なんだけど、
R指定がついた一番の理由は、
実はストーリーなんじゃね?ってくらいエグイ。
正直、グロいシーンなんて、
目を背けたり、いくらでも回避できるけれど、
この点に関しては逃れることができない。
もう何を言っても
ネタバレになりそうな映画。
そして、世にネタバレが溢れるくらい
語りつくされているであろう映画。
というわけで、
まあ、今更見た感想を
というのもアレですが。
ちょろちょろっと、
あまりストーリーの根幹に
関わらなそうな話を。
全体の雰囲気に、
上手く言えないんだけれど、
どこかキリスト教っぽさがある。
つまり、日本の常識観では、
推し量れないところもある。
特に、犯人の動機的なものとか。
物語全体に、
次の言葉が潜んでいるんじゃないかと。
「汝の隣人を愛せよ」
聖書に出てくる有名な教えの一つ。
振り返ってみると、
主人公の閉じ込められていた場所とか。
いろんなシーンのモチーフに
なっていた気がする。
あと、書けることといえば、
印象に残っているシーンの話。
例えば、過去回想のシーン。
学校の階段を巡っていく演出ですが、
「記憶を手繰り寄せていく」ということが、
映像だけで伝わるので、ここスゴイっす。
あと、アクションシーン。
本当に痛そうに見えて、
思わず目をおおちゃう。
あ、そういえば忘れてました。
タコの踊り食いがありました。
監禁から解放されて、
最初に食べるのが生きたタコ。
死んでいた心に活を入れるシーン。
まあ、ね。
書けるのはこんなところでしょう。
全然、中身ないな。
主人公オ・デスが好きになった相手が、
実は〇〇だったとか。
だから、対比になっているカットが
多いんだ!とか。
語りたいことは、ありますが、
あんまり書かないほうがいいよね。
ただ、これだけ。
本当、1個だけ変なカットがあって。
ガラスはそんな割れ方しねえだろ。
ってところ。
いや待てよ。
まさか、そこにも意味が・・・?
どこまでも伏線なんじゃないかって
勘ぐりたくなるほど、
面白い映画でした。
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