【動画編集の参考本】「独学大全」なぜ学ぶのか

書籍

人はなぜ学ぶのか?

これは究極の問い。

学びというと、
机にむかってノートを開く、
「勉強」が強くイメージされる。

が、

仕事の仕方。

家事の仕方。

趣味の始め方。

もっともっと細分化すると。

憧れのアイドルの生い立ちや
好きなドラマのメイキング
カップ麺を美味しくするチョイ足し

興味のあるものに対して、
突き詰めてしまうのがヒト科の性分かもしれない。

これが学び。
そして学びで得た知識が
個々人の人格を作りあげる。

そんな「学ぶ」について「学ぶ」
究極の1冊が、ここにある。

独学大全 絶対に「学ぶこと」をあきらめたくない人のための55の技法 [ 読書猿 ]

かたーく書いてみましたが、
内容はまったくかたくないです。

全4章からなる、
独学をはじめるための一歩を後押しする
初心者向けの本です。

「学ぶことをあきらめたくない人たちへ」
って表紙に書いてますからね。

これを分割してブログに覚え書きを
書いていきます。

なんせ、これ約750ページもあるもんですから。
読んだ端から忘れそうなので。

章ごとに読み終えたら書いていきたいと思います。

ちなみに、どんな構成になっているかというと、

「なぜ学ぶのか」

「なにを学ぶのか」

「どのように学ぶのか」

「学ぶ土台作り」

以上、4つです。

ということで、
まずは「なぜ学ぶのか」から書いてみましょう。

「なぜ学ぶのか」

この章は、「なぜ」を
忘れないようにするための章でした。

つまり、

「志を強く持つ」方法です。

学ぶとは言い換えれば、
何かを突き詰めるということですから。

断言します。
その何か・・・目標を持ったことが無い人は
いないはず!

まあ、目標の大きさはピンからキリまで、
数あれど。

しかし、その強い意志は
持続させるのがすこぶる難しいのです。

なぜかと言えば、
誰に強制されているわけでもないから。

続けようが、続けまいが
周りには関係ない
ゆえに、誰からも強制されない。
それが「独学」

モチベーションを維持するのは、
鼻からスパゲティを食べるより難しいと
昔から言われています。

では、本書で紹介されている
志を強く持つ方法がコチラ。

それぞれ私のメモを添えて。

・興味を持ったキッカケに名前をつける
メモ
私だったら現在の仕事をするキッカケは、
高校生の時、学校の真向かいで営業していた
写真屋さんが大きい。

作る楽しさを教えてくれたので。

所かまわず
いきなり腕立て伏せを始めるので、
「腕立てオジサンとの出会い」としよう。

名を与えることは意味を持ち、
真の意味で自分のものとなる。

・自分の現状を知る
メモ
何かを知りたいを思ったら、
その分野について、自分の知っていること
できることを、書き出していく。

それを難しい順番に並べると、
できるかどうか見極めが難しいものがあるはず。

それよりも、
2ランク下の簡単なものから学びはじめる

・何ができるようになりたいか?を決める
メモ
大事なのは「何を学びたいか」ではなく、
「学ぶことで何ができるようになりたいか」

実にシンプルでごもっとも。

・とにかくハードルを低く!目標を100等分する!
メモ
目標が数値化できるものは、
例えば400ページの本を読む。だったら
100等分することで、
1日4ページ読めば100日で達成できる。
10ページなら40日。

大きい目標を細かく分けて可能な範囲まで
落とし込む。

夢に重さを与えることで
実現可能なものに。

・とにかく2分だけやってみる
メモ
「やる気」があるから行動するのでなく。
行動するから「やる気」が生まれる。

何でも2分だけとりあえずやってみて
作業を続けるかを判断。

・日々の習慣の前後に習慣化したいことをやる
メモ
マウスに餌を与えるさいに、
ボタンを押すとエサが出る仕組みを作ると、
ボタンを押すようになるらしい。

重要なのは「食事」の習慣の前に、
「ボタンを押す」動作をいれると、
それが習慣化すること。

つまり、日頃やっていることの
前か後ろに、初めたいことを入れると・・・?

・1日の行動を書き記す
メモ
理想の行動は誰しもが持っている。

けれど、実際の行動を知っていることは
あまりない。

記録をつけることは現状を知る大事な要素。
知ると何とかしなきゃとなる。

レコーディングダイエットと同じ原理。

・チェックログを作る
メモ
例えば、本だったら
最初の目次を書きだし、
読み終わったものからチェックをつけていく。

こうすることで、
「今、自分はどの位置にいるのか」を知り

何より
「少しづつでも前に進んでいる」を知ることで、
モチベーションを維持できる。

・全員で1つの本を読み込む「会読」
メモ
共通のテーマで読み込むことで、
自分の知らない視点を得られたり、

「自分が知らなかったこと」で
相手も知らなかったりすると、
安心できる。

・誰かに自分の目標を宣言する
メモ
誰かに見られている状態が
相手がいることで、
手を抜けない、サボりを防ぐ効果がある。

・集中力を持続するポモドーロ・テクニック
メモ
25分集中5分休憩を繰り返す。
4回繰り返したら1時間休憩。

・グレー時間を使う
メモ
完全に自由に使える「ホワイト時間」
仕事など自由に動けない「ブラック時間」
通勤など一部自由に動ける「グレー時間」

グレー時間を使うことが重要

1章だけで多くない?

思いを詰め込みすぎですよ~。
しかし、
「初心忘れるべからず」とは
言ったもので。

若干省略しているところも
ありますので、実はもっと多いです。

まあ、しかし気づいたのは、
記録のとり方であったり、
他人に宣言するであったり、

とにもかくにも

「自分の意志に頼るな」

ということだったりします。

実は、人間は悲しいかな。
意志のよわ~い生き物。

かつて親鸞(鎌倉時代の僧侶)は、
「心優しいから人を殺さないのではない、
人を殺める習慣がないからである。
状況次第では、百人はおろか千人は殺す」

という旨の言葉を残しています。

己の意志ではなく環境に支配されるのが人間なのです。

よって、別の何かに頼るべし。

何事も継続するにあたっては、
それが大事なのかもしれません。

過去、現在の偉人たちの行いから
勘違いされがちな考えがあります。

「志が高いから大きな目標を達成できる」

そんなことはありません。

「目標を達成できたから志の高い人」と呼ばれた。

こちらが正しい。
では、どうしたら目標を達成できるのか?

学びを継続することに他ならない。

では、次回は「何を学ぶのか」を
書いていきたいと思います。

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