老後2,000万円必要と
言われて久しいこの頃。
まあ、これはかなり極端な話だったとして、
終わりました。
そんなことなかったんですね。
ただ「お金について、知識を深めたほうが良い」
と気づきを与えてくれた上では、
良かったとも言えます。
私のような、お金初心者。
お金に振り回されている人は、
まず、ここから学んだ方が良いかも。
大事なのは5つのチカラ!
1 貯める(支出を減らす)
2 稼ぐ(収入をあげる)
3 増やす(資産を増やす)
4 守る(資産を減らさない)
5 使う(意義のある使い方)
お金を5つの視点から見つめてみよう。
そんな本です。
5つのチカラをバランスよく伸ばすことが、
生活を豊かにするポイントだそう。
以前紹介した、こちらの本と
同じことが書かれていた部分もあったので
そこは省略します。
働くのはお金 お金の増やし方をおしえてください! | 現役テレビマンのボヤキ (watashi-syosu.com)
あらためて「へぇ」と
思ったことを中心に書いてみようかと。
「貯める」には?
ムダな出費を抑える!
以上!!
・・・で、ムダな出費って何なのさ。
それは固定費を見直すこと。
固定費とは、毎月ずっと出ていくもの。
下記の固定費を見直すことで、
1年単位、長期的に見ると
かなり効果が期待できる。というわけ。
【主な固定費たち】
1 通信費
2 光熱費
3 家
4 車
5 税金
6 保険
1の通信費は
格安SIMがおススメ。
2の光熱費は
電力会社を変える!
こちらのサイトで
どれくらい節約できるか
簡単に計算できます。
電気代見直しNo.1サイト「エネチェンジ」 / 電気とガスのかんたん比較 (enechange.jp)
ちなみに、契約中の電力会社に
解約届けは不要で、
乗り換えたい会社に
ネットで申し込むだけで良いらしい。
3の家、4の車は
ズバリ持つだけ損!
家なら賃貸。
車なら買うとしても中古。
そして、5の税金。
「ふるさと納税」やるべし!
最後に「保険」
これだけ覚えておけば大丈夫です。
本書にて、かなりのページを割いて
解説されていたので、
1番重要ポイント。
ひと言でまとめると
「合法な詐欺」それが保険。
高い手数料でぼったくり、
保険で得をするのは
ギャンブルに等しい。
とのこと。
ここで、
保険の仕組みをおさらいしましょう。
みんなからお金を集めて、
集めたお金を損失が起きた人に回す。
そのため、頻繁に起きる損失は、
商品にならない!
このお金をかけて、
得をするのが一握り。
という仕組みがギャンブルと
いわれる所以(ゆえん)。
ちなみに、
1世帯辺り、平均38.2万円を
年間で払っているらしい。
これが無くなれば、
助かりません?
そうです。
今すぐ、保険は辞めてしまいましょう。
ただし必要な保険もあります。
それは以下の3つ!
〇火災保険
〇自動車保険
〇生命保険
(子供など扶養者がいる場合のみ)
それ以外は、いりません。
もちろん、がん保険も。
いざというとき、どうするか?
そのために、毎月払っているものが
あるでしょう。
社会保険、国民健康保険、
厚生年金、国民年金。
実は、日本の保険は世界一と
言われていて、
結構、保証がしっかりしてます。
だからこそ、民間の保険に入る必要が
あまりない。ということ。
事故や病気で入院することになっても、
日本には高額療養制度があり、
自己負担する金額は、
どんなに高くても10万円で済んだりします。
さらに、年金は65歳から10年も経てば、
じゅうぶん元が取れる。
出産育児一時金や介護保険などなど、
国からの保険だけで、
まかなえるほど手厚い保証があるのだ。
これ、まったく知らなかった。。。
いずれ使う日まで、覚えておかなければ。
「稼ぐ」をさらっと
稼ぐためには、
副業を始める!これに尽きます。
で、こちらがおススメ副業たち。
〇せどり
モノを安く仕入れて高く売る。
八百屋さんみたちな小売り業のこと
〇プログラミング
〇ウェブデザイン
〇動画編集
〇ハンドメイド
〇アフィリエイトブログ
〇Youtube
〇同人誌などデジタルコンテンツ販売
今の時代らしい商売たち。
「せどり」以外は稼ぐのに
時間がかかるので難易度高めですが、
勉強と思って始めると面白いですよ。
「増やす」って?
まあ、投資です。
投資には、
株式、債券、不動産
3つあります。
特に株式投資について
語っていたので、
ちょろっと紹介。
何はなくとも
「つみたてNISA」を始める。
これですね。
株式投資をやるには、
知識が必要なので、初心者には
ハードル高めです。
そこで、投資のプロに運用を任せる、
「投資信託」というものがあります。
お金を預けて投資を代わりにやってもらう。
ありがたい話です。
投資信託の中で
インデックス(指数)投資を始めると良し。
インデックスとは 日経平均やTOPIXと呼ばれる、 日本の有名企業255社の株価が 全体としてどう動いたか分かる指数のこと。
指数を基準に投資をすることが
インデックス投資。
全体に合わせるので、大きく損をすることはない。
大きく得をすることもないけど。。。
お金のかけかたにもコツがあるらしく。
ドルコスト平均法と呼ばれるものです。
ドルコスト平均法とは 1度に全部、株を買うのでなく、 月5万円だけ買う。など定額で少しづつ買う。
株価暴落に伴う最悪の事態を
回避できる方法です。
これ一択ですね。
では、このインデックス投資と
ドルコスト平均法を両立する制度。
それが「つみたてNISA」
金融庁がぼったくり商品を
あらかじめ除外しているので、
初心者でも安心してできます。
「守る」「使う」って?
詐欺に気を付ける。
あたりまえのこと?
そうなんですが、
保険、銀行、証券会社など
高い手数料で稼ぐ会社もありますから、
ひっくるめて、
「取られすぎてないか」気をつけろ!
ということです。
「使う」ときは、
新しいスキルを身に着ける「自己投資」
家事代行サービスなどを使う「時間を買う」
時は金なりですよ。
などなど、
自分の人生を豊かにすることに
使うことができれば良いのです。
ただの贅沢にならないよう。。。
おわりに
初心者向けのとっつきやすい本として
分かりやすくて面白かったです。
とりあえず、
生命保険をやめて、
つみたてNISAをはじめました。
この結果が出るのは、
もっと先。
ですが、年を追うことに、
経済的自由のための礎を作る時間が
足りなくなっていきます。
やるなら今!この時!!
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