“人類vsヒトデ”ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結 感想

映画

「シーワールドZ」の
100倍・・・
いや、1万倍エグいヒトデと殺し合う映画の感想です。

ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結

ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結 ブルーレイ&DVDセット (2枚組)【Blu-ray】 [ マーゴット・ロビー ]

データ

公開:2021年
製作国:アメリカ

あらすじ

「バットマン」や「スーパーマン」でおなじみ
DCコミックスに登場した悪役たちが
チームで戦う、アクション映画第2弾。
 
政府に選ばれた6人の悪党、
ハーレイ・クイン、ブラッドスポート、
ポルカドットマン、ピース・メイカー、
ラットキャッチャー2、キングシャーク。
 
彼らは減刑と引き換えに、
人類存亡をかけた「怪獣」プロジェクトに
立ち向かう!

実をいうと、
前作「スーサイド・スクワッド」は見ていません。
 
見ていませんが、すごくワクワクしました!
冒頭から情報量の濃密さがヤバい。
 
チーム招集、敵地潜入、
そして、敵味方問わず、死屍累々の戦闘。

強キャラ感あふれてたヤツらが
容赦なく命を落としていくので、
あっけにとられて見てました。
 
グイグイ引き込まれていき、
ふと、DVDのプレイ時間を見てみると、
10分経ってないんですよ。
 
体感30分くらいあったんですけど!
それぐらい濃密です。
 
 
世界観説明と、観客への裏切りとが、
上手い具合に入った最高のツカミでした。
 
ネタバレなので、あんまり書きませんが、
この場面にハーレイ・クインがいるのが上手いですよね。
人気のキャラがいたら、
あんなことになると思わないじゃん。
 
 
物語は「スターフィッシュ・プロジェクト」と
呼ばれる、国家転覆計画を
スーサイド・スクワッドの面々が食い止める話です。

この計画がどんなものかというと、
ヒトデを軍事利用するんですね。

だからスターフィッシュなのか!
 
 
正確に言うと、ヒトデの形をした
地球外生命体ですけれど。

姿はヒトデですが能力はすさまじく、
人に取り付いて、意識を乗っ取ることができます。
しかも何人でも可能。

1体いるだけで、軍隊作れちゃうような存在で、
さらに、40mはあろうかという巨体。

いわば、怪獣みたいな輩と
スーサイド・スクワットは
死闘を繰り広げていきます。
 
終盤は、もう怪獣映画じゃん。。。
って思いました。
 
 
 
最後に好きなところを2つほど語らせてください。

「ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結」は
悪党の話です。

この世で一番悪いことってなんだと思います?

私は「裏切り」じゃないかと。

この映画には、
私的換算で8回の裏切りがあります。
キャラクター同士の話だけでなく、
観客である私たちに対する裏切りも含めて。

そういう意味で、めちゃくちゃ悪いことしてる、
悪党してる映画かな。と。

 
2つ目がテロップ演出

けっこう気の利いた文字の出し方をしてます。

本編は時間軸を入れ替えた見せ方を多用しているので、
混乱しないように、各シーン頭に、
「これから展開される話はこうですよ」と
タイトルが入るんですよ。

それが例えば、
トイレ掃除の場面では、
泡で文字が作られていたり、
戦場では血のダイイングメッセージだったり、
ひとつひとつが、画面の一部になっている。
 
ただのテロップとして出してる場面はありません。
ここに、こだわりを感じます。
 
 
とまあ、以上で感想終わり。

絵面の派手さと、
アクの強いキャラクターの群像劇は楽しいので、
続編があるならば、ぜひ見に行きたいです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました